トヨタ 新型ノア
もっと、もっと、家族しよう!
待望の新型ノアの発表だ。
ショッピングセンターや動物園など、家族で出かけるスポットに行くと駐車場に占めるノアとアルファードの台数にびっくりする時がある。
最近はSUV人気が強いがやはり小さな子供のいる家庭ではスライドドアが圧倒的に使いやすいからだろう。
フロントグリルはメッキの大開口。トヨタお得意のデザインだ。オラオラ顔と批判されがちだがそれでもアルファードが売れまくっていることを考えるとこのデザインが好きな人は多いということだ。個人的に好きかどうかは別にして(笑)
大開口のフロントグリルと細くきつくなったヘッドライトの造形はトヨタの十八番だ。
リヤのイメージもコンビネーションランプの造形などアルファードに寄せてきたことをはっきりと感じる。
アルファードで受け入れられた造形を取り込んで盤石のモデルチェンジだ。
このデザインにも賛否いろいろありそうだが良し悪しは別にしてトヨタが”売れる”ために徹底して開発したことははっきりとわかる。
個人的にはスライドドア後方のドアモール部分が後ろにいくにしたがってはね上げられているデザインは良いと思う。
【車名】
トヨタ ノア S-Z
【駆動方式】
2WD(前輪駆動方式)
【型式】
6AA-ZWR90W-APXRB
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4695×1730×1895
ホイールベース(mm):2850
トレッド前/後(mm):1500/1515
最低地上高(㎜):140
車両重量(kg):1670
最小回転半径(m):5.5
乗車定員 7名
【エンジン】
2ZR-FXE/直列4気筒 1.8L
内径×行程(mm):80.5×88.3
最高出力kW(PS):72(98)/3600rpm
最大トルクN・m(kgf・m):142(14.5)/3600rpm
【燃料供給装置】
EFI(電子制御式燃料噴射装置)
【変速機】
電気式無段変速機
【燃費】
23.0km/l (WLTCモード)
【税込車両本体価格】
3,670,000円
ミニバンといえばアルファード・・・。というのが今のトレンドだと思う。しかしアルファードを無理なく買える人は良いが無理をして最廉価のアルファードに乗るよりもノアにオプションを盛った方が満足度は高いかもしれないと思う。
それにしてもトヨタの開発は徹底している。ミニバンの購入を検討する家族層は奥様の権限が強いはずだ。そのため奥様に受ける装備には全く手抜きがない。
その反面、奥様が興味を持たない部分は徹底してお金をかけない。
【フロントサスペンション】
マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
【リヤサスペンション】
トーションビーム式コイルスプリング
この車重の車なのにリヤサスはいまだにトーションビームだ。車両重量、ハイブリッドの動力性能と比較してどうなんだろう?
まぁ、普通に街乗りするのにはなんの問題もない。
私は子供もだいぶ大きくなったのでもうミニバンは購入対象から完全に消えたが小さなお子様をこれから育てていくご家庭にはとても魅力的な車だと思う。